【建前の離婚理由で判断すると失敗する!】離婚理由を調査する

離婚理由を調査すると理由なしという場合もあります。もちろん理由なしでも協議離婚ができれば問題ありません。

理由が必要になるのは離婚調停に持っていった場合であり、お互いが納得した離婚なら特に理由はなくても特に問題はありません

しかし実際には理由なしの離婚はまず考えられないはず。結婚ということ自体、それなりの責任の重さがあるため、誰でも離婚となればそれなりの理由なければ簡単に離婚はしません

しかし最近の若い人の中には、なんとなく一緒の方が便利だから結婚したというカップルもおり、そのようなタイプの夫婦は離婚の理由も、なんとなく一緒にいたくなくなったということもあるとのこと。

現在のように3組に1組が離婚しているという時代では、結婚に対して特別な思いを持っていないカップルも増え、責任を感じていないカップルも増えています

離婚は二人の問題なので二人が良ければ問題はありませんが、子供が出来たときに子供に対しての責任にもつながってきます。

そのため簡単に結婚や離婚を考えていると、結局子供にしわ寄せがくることにもあり、もう少し結婚の重さ、責任の重さも考えるようにして欲しいものです。

また多くの夫婦の場合は、離婚理由があるはず。ほとんどの人は離婚理由があるはずです。しかし離婚理由は最終的に離婚を決めた理由であって、

離婚調停をするためには、しっかりとした離婚理由が必要です。

離婚原因ランキングについて考える

離婚の理由は男性側と女性側ではだいぶ違うと言えます。まず女性の方では一番多いのが

です。しかしこの性格の不一致の仲にはさまざまな理由があり、すべての女性がいろいろな背景、そして実際には表には出ていない理由が隠れていることもあるのではないでしょうか。

次に暴力です。最近は女性の暴力という理由の男性も増えていますが、基本的には力の強い男性の暴力による離婚理由も多くあります。この中には酒乱なども含まれているようです。

次に生活費の問題ですが、女性はどうしても子育てが中心になり、生活費を稼ぐことはなかなか難しくなります。

そんなときに男性が生活費を入れないことから、離婚につながることも結構あるようです。特にギャンブル依存症やアル中などの病気が隠れていることもあります。もちろんそれだけでなく、生活費を入れてもほんの少ししか入れないなどという場合も。

次に精神的な虐待もあります。言葉の暴力などもあり、やはり基本的には女性は弱者ということになりそうです。そして次に異性問題があります。

どうしても夫の不倫と言うことで離婚が成立することも多いようです。夫が本気になってしまうと家庭に戻らなくなり、女性が我慢しても離婚となってしまうこともあります。

では次に男性の離婚理由について考えてみましょう。

で女性と同じです。もちろんこの裏にはいろいろなことが隠れているでしょう。また夫の場合は女性の家族との折り合いが悪いなどということも離婚理由として順位が高くなります。

また女性の浪費についていけないという離婚理由も高くなっています。女性の場合は浪費癖だけでなくギャンブル依存症や、買い物依存症などが合併していることも多く、それらも離婚理由になりやすいでしょう。

次に自分の親との同居に応じない妻に対して、離婚を考えたということも。どうしても男性の立場上、親との同居を妻に納得してもらいたいという場合もあるようです。

そして次に性の不一致ということが挙げられます。しかし男性も女性も性の不一致が理由であっても性格の不一致という理由にしていることも多いようです。

やはり性に対してはタブーな部分が強く、どうしても性格の不一致として隠す場合もあります

性格の不一致が離婚の原因ナンバー1

離婚の原因は人それぞれ。その中でも性格の不一致が原因のナンバー1ですが、この性格の不一致という言葉は、とにかく日本人らしいと言えそうです。

とても綺麗な言葉で汚いことをすべてオブラートに包んだイメージ。それが性格の不一致ではないでしょうか。

性格の不一致はとても範囲が広く、どれも細かいことを言わなくてもすべて性格の不一致という言葉で済んでしまいます。離婚をする人は多くはいわゆる大人です。

そんな大人の離婚理由が「食事がまずい」「なんとなく好きじゃなくなった」「ちょっとした仕草がいやになった」「成り行きの結婚だった」などであったとしたら、大人として自分の方が恥ずかしい立場になります。

そこでそれらを隠したまま性格の不一致ということにしてしまえば、自分の本当の気持ちを人に知られることもないのです。

もちろん離婚裁判などになった場合も、性格の不一致は認められるので、小さなことが離婚理由であっても本当のことはあまり人に言う必要はありません。

わたしたちは本当の気持ちをうまく説明できないこともあるし、人に知られたくないという気持がある場合も。そんな人のためにも性格の不一致はとても便利な離婚理由となります。

また離婚理由のトップは性格の不一致といわれていますが、実は性の不一致もとても多いのです。

実際に性の不一致という理由もトップクラスにありますが、実は性の不一致ということは絶対に口にしない人もたくさんいます。そんな人は

というふうに公言します。

日本では性に対して不満を持つこと自体、恥ずかしい、卑しい、みっともないという負のイメージを持っている人も結構いるようです。

そのため性格の不一致という離婚原因の中には性の不一致ということも隠れているとも言えます。

また不倫などの離婚原因は、それ単独ではっきりしているものですが、特に不倫をされた側は自分の離婚理由が不倫ということに対し、プライドが許さないという人もいます。

そんな場合も表向きは性格の不一致ということになる場合もあります。

離婚原因が妻の親や旦那の親?

離婚の原因には妻の親や旦那の親ということも結構あるようです。もちろんそれが直接離婚原因になる場合と、直接原因ではなく結局性格の不一致が離婚原因になる場合があります。

例えば同居などをこばむことによる離婚も意外と多くあります。また同居してからのトラブルが起こって、夫婦の離婚になることもあるのです。

どちらの親にしても、子ども夫婦にお金の援助を申し出る場合もあります。

どうしても子どもは親のために金銭を援助したくなりますが、やはり自分の親でない方からすれば、自分たちのお金が親に流れることを良く思わないのも当然かも知れません。そんなことが度重なれば、親との縁を切るか離婚ということに発展することもあります。

また親はしっかりしていても、子どもたち夫婦に口を出しすぎるという場合もあります。

夫の仕事に関して、妻の家事や仕事、育児に関してなど、いろいろなことに口を出すことで離婚につながってしまうこともあるので注意しましょう。

しかし実際に親の問題の場合、その

親の問題はさほど離婚にはつながりません。結局親のトラブルから相手を優しく守ることができないことから、二人の関係に不信感がつのり性格が合わないということにまで発展していくのです。

つまり、自分と親のどちらが大切なのかということになるわけです。

相手が親より自分を大事なのだということが、分かれば逆に仲は良くなるはずです

この辺のことを考えて親の問題によって二人の関係が悪くなってきていると感じたときには、親より相手への思いやりを持ち、それを相手に示すことで離婚は回避されるのではないでしょうか。

逆にそれができないと、どんどん二人の関係は離れていき離婚にまで発展するリスクも高くなるのです。

このようなことからも、親も子供夫婦には口を出さない、挟まない、迷惑をかけないということを意識するべきではないでしょうか。

子育て(子供)が離婚の原因になるのか

子育て(子供)が離婚の原因になることもあります。特に子供が小さいときには、直接子供に関係がある病気や障害の場合。本来なら子供が生まれつきの病気や障害を持っている場合、夫婦のきずなが深まるように思われます。

確かにそのような夫婦もたくさんいますが、それをきっかけに夫婦の関係が悪くなり、結局女性が子供を育てることになる場合が意外と多いのです。

やはり男性の方が子供の障害や病気に向き合う力が弱いのかも知れません。それだけ母親は強いということなのでしょうか。

子供が少し大きくなると、子供の教育方法などで意見が割れ、そこから離婚に進む場合もあります。例えば女性はとかく小さい時から有名私立幼稚園などに通わせようとする人も多くいます。

しかし経済的に難しい場合は、男性はそれを良しとはしません。逆に女性は無理をしてでも良い幼稚園や学校に入れたいという意志が強く、そのようなところから離婚になることも。

その陰にはやはり経済的なことが隠れていることも多いようです。また親との同居の場合、親との子供の育て方による意見の違いが、夫婦トラブルになることもあります。この場合は大体夫の親とお同居の場合となります。

また子供が思春期になると、子供の不良化なども夫婦間の亀裂になることもあるようです。

お互いに子供のトラブルから目を避けて、お互いのせいにしあうという場合もあり、「お前のしつけが悪い」「あなたの放任が悪い」などの言い合いになることも。

結局家族全員が不調和となり、それが原因で不倫問題やギャンブル、お酒などのトラブルに発展していくこともあります

このように子供が離婚に関係することは結構多くありますが、実際には夫婦のきずなが問題とも言えそうです。

夫婦の関係はとても微妙なものです。子供のいる家庭では、離婚のきっかけはたくさんあります。

子供がいるということで離婚を踏みとどまるという場合もありますが、自分中心主義の親が増えていることによって、それもだんだん減っているようです。

子供ができないことも離婚の原因になる

昔は「子はかすがい」という言葉がありました。子供がいるからこそ、離婚をしたいと思ってもグッと我慢し、結局夫婦なんとか老いるまで一緒にいられるということですが、現在はその子供が離婚の原因になることが多いという現実があります。

その中でも子供できないという問題を抱えた夫婦の離婚率も結構高くなっているのです。不妊治療をしていて、それが原因ということも。不妊治療は国からの援助もありますが、やはり毎月医療費も相当かかります。

そして不思議なことに不妊治療をすると、多くの場合男性の方があきらめるのが早いと言われています。

そして女性の場合は、あともう1カ月、もう1カ月と、不妊治療をあきらめることがなかなかできません。しかし実際に不妊治療の存続について夫婦の亀裂が大きくなることもあるのです。

夫はもうそこまでお金を掛けることや、妊娠のためにセックスまで強制的になることなど

その点妻の方は不妊治療をすることはストレスに感じながらも、長くなるほど成果を求めたいという気持が強くなります。夫の思いによって不妊治療をやめた場合、一生子供を作るチャンスを奪われたように感じる妻もいるほどです。

このように夫と妻の不妊治療に対する思いは、最初は一緒の気持ちであっても成功しない期間が長くなると、だんだんその気持ちに亀裂ができることも

しかし夫婦がいてこその子供です。その子供が出来ないからと言って、夫婦が離婚してしまうほど本末転倒なことはないのでは? 

このような離婚の陰には結婚年齢が高くなったこともあります。結婚年齢が高くなるとどうしても子供ができにくい年齢にすぐに到達します。

もっと若い頃ならもっと子供もスムーズにできたはず。でも35歳を越えると急激に妊娠はしにくくなります

そして結婚が遅くなるには生活ができない経済的問題をかかえる若者が増えていることも関係してくるのです。このようにさまざまな理由から、子供ができないことで離婚する夫婦は今現在とても多くなっています。

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離婚原因に仕事は関係するのか

離婚原因に仕事はやはり関係すると言わざるを得ないようです。例えばとてもストレスの多い仕事はそれだけ家庭で気をくばることができないということもあり、パートナーの理解がないと離婚になりやすいようです。

そういう意味では職種ということだけではなく、ストレスの多い仕事と離婚は大きく関係することもあります。

そのため仕事で色々なトラブルが重なりストレスが非常に強くなると、鬱病などになる場合も。鬱病になることで、離婚につながることも当然あります。

鬱病は病気ですが、どうしても鬱病のパートナーについていけないということもあり、仕事と結婚生活の両方を同時に失ったという人も結構いるようです。

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また仕事上異性とのかかわりが多い場合、どうしても不倫問題での離婚も増えます。例えば華やかなクリエーティブな仕事の場合、考え方も自由な人が多く、その上時間も不定期で異性との出会いも多くなります。

そういう意味ではクリエーティブな仕事は離婚が多いとも言えそうです。またデパートなど女性の多くいるところでは、男性社員の不倫はとても多くなります。

やはり異性との出会いの多い仕事は不倫に注意が必要ということになりそうです。

また特に男性は誰でも浮気願望が強いといわれています。時間とお金がある程度あれば浮気はしやすいのではないでしょうか。

そういう意味では自由業や会社を経営している男性などは、どうしても不倫のチャンスは高くなります。

しかし少し前までは男性の不倫は、女性の我慢によって離婚にならない場合も結構多かったようですが、現在は女性も我慢ばかりしないという傾向があり、男性の浮気による離婚は増えているようです。

また最近では女性も仕事を持つことが増え、女性の不倫も増えています。特に女性の不倫の場合は、相手と本気になることも多く、離婚につながりやすいようです。

しかしその後、不倫相手と結婚することは少なく、もし結婚したとしても離婚率が異常に高くなります。つまり後悔することになる場合が多いということになりそうです。このように離婚と仕事はさまざまなかたちで関係しています。

借金が離婚の原因になるとき

離婚の原因はやはり性格の不一致、性の不一致と「不一致」という言葉でなんとなくごまかされていますが、実はさまざまなことが裏側にあります。

しかし実際には人それぞれです。性格が不一致と感じるようになる前に、親との問題があったり、子供の問題や、経済の問題などがある場合も。

しかし「不一致」という言葉ではごまかせることができない原因の一つが借金なのではないでしょうか。

借金はそのものずばり借金という事実が関係を壊していくのです。そしてこの借金という原因の陰に隠れている病気があります。

それが中毒症です。ギャンブル中毒、アル中、買い物中毒などが主な中毒症状と言えるでしょう。

これは正常な人からみると、改善できないのは意志の弱さや人格というふうに判断されます。そして中毒症はパートナーや子供の生活まで奪ってしまい、家族全員が地獄のような生活を強いられることも。

そしてその裏には闇金がかかわることも多いようです。どうしても普通の借金は使い果たし、もう誰からも借りることができない状態になることが多く、闇金の餌食になることが多いのです。

中毒症は専門の病院に掛かって治療をしていかないと治すことは難しく、放っておけば病気か犯罪しか未来はありません。

そのため本来家族は離婚ではなく、病院に入れていあげることと、闇金の処理などをしなければなりません。

しかし、それだけのことをする余力もなくなり、とにかく離婚して関係をなくしたいという場合が多いため、どうしても離婚の原因になりやすいのです。

最近は女性のパチンコ中毒、ショッピング中毒など、毎日の不満がこのような中毒症にはまっていくことも多く、離婚の原因になることも増えています。

やはり中毒症になるには、大きな不満と心の隙間が関係しているようです。心の隙間を感じている人は、熱中できることを何かに求めます。そんなときは中毒症にかからないものに、目を向けていくようにしたいものです。

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別居期間も離婚の原因か

離婚を考えたときに、まず頭を冷やすために別居を勧める人がいます。例えば1週間、1カ月程度、どちらかが実家に帰るという程度のものなら、頭を冷やすこともできます。

しかし別居というかたちを取ってしまうと、別居期間が長くなりやすく、そうなると離婚へと進むことが多くなるので注意しましょう。

離婚の原因に別居期間が長過ぎたということもあるのです。別居してしまうと、ほとんどそこから新しい生活に向かって生きるようになります

もちろん別居生活をしてお互いの大切さを感じたということもありますが、それも二人が同じように感じない限り戻ることにはならないのです。あのとき別居しなければ良かったと後悔しても後の祭りです。

そのため離婚をしないためなら、

と思っておきましょう。どんなに嫌だと感じていても、一緒に生活していることはどこかで共通感を持ちます。しかしまったく違った生活をしてしまうと、もうまったく相容れない関係になってしまうのです。

つまり共通の部分がまったくない他人になってしまいます。そうなるともともと関係が悪いわけですから、離婚の道しかなくなってしまうのです。

例えば夫婦関係が悪くなっている夫婦が、単身赴任をすると夫婦間は良くなるのでしょうか。多くの場合はどんどん二人の心は離れていき、お互いに自分色がとても強くなり、ますます相手を受け入れる思いはなくなります。

つまり単身赴任の結果離婚するという夫婦が多いのは、関係が離れてしまうからなのです。

そのため離婚を避けたいなら、絶対に別居はおすすめできません。家の中で別居のような状態であってもいいのです。同じ家に住んでいるだけでも共通の部分があるのです。

相手の心に自分の存在を消すことはおすすめできません。もちろん自分の心の中に相手の存在が消えてしまうことも、一番離婚に進みやすくなります。

逆に上手に離婚したい場合は別居をすることをおすすめします。とにかく別居をすることで、お互いの存在を自分の中から消すことができると、離婚にスムーズに進みやすくなるのです。

厚生労働省でも把握しきれない離婚原因の統計

協議離婚が最も多い離婚ですが、協議離婚では二人の中で納得できた離婚であり、離婚理由ははっきり人に明言する必要はありません。厚生労働省でもなかなか離婚の原因は把握しきれないといわれています。

ここでは裁判に使われた離婚理由などに離婚訴訟などにかかわる司法統計から、離婚理由5位までを見てみましょう。

1位は性格が合わない、性格の不一致ということになります。これは夫側も妻側も第1位となっています。

この性格の不一致の裏には色々なことが隠れているようですが、とにかくこの一言で終わりにしたいという人たちもたくさんいるようです。

2位は、夫側は異性関係。妻側は暴力を振るわれるという原因になっています。異性関係による離婚は以前妻側からの離婚理由の上位でしたが、今は逆に夫側の理由となっています。

つまり女性の不倫がとても増えているということなのです。そして男性は女性に対して暴力を振るうことが離婚理由の2位になるほど増えているとも言えます。

3位は、夫側は家族との折り合いに対し、妻の場合は生活費を渡さないというところになります。ここは夫と妻の理由が大きく違っているところで、夫は妻の親との折り合いが特に問題になるようです。

そして妻の場合は、妻も仕事をすることが多くなったこともあり、夫が生活費を出さないというトラブルも増えています。

4位は、夫側は妻の異常性格、妻は夫の精神的な虐待つまりDVということになります。妻の異常性格とはギャンブル中毒やアル中などというより、異常なヒステリーというものが増えています。

夫婦のコミュニケーションが取れない、普通の生活が送れないというものです。また夫のDVについては、妻の感じ方の問題もあり、いちがいにどの程度のDVとは言い切れないようです。

5位は、夫側は妻からの精神的な虐待、妻はここで夫の異性関係となります。最近は妻からの精神的DVが増えており、男性が優しくなったということでしょうか。また妻の側からは男性の不倫がここで出てきます。

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